harbor's diary

プレイしたゲームのこととか、その他いろいろ

ボンバーガールをやってみたら想像の50倍は神ゲーだった

つい手を出してしまったボンバーガー

最近始めたボンバーガーが面白すぎたので、ゲーム紹介がてら久々のブログ更新です。
僕はどんなゲームでも、初心者から、そのゲームの定石や必須知識とか覚えて中級者へ向かっていくその階段が好みなので、新しいゲームに対して興味が湧きがちな人間なのですが、ボンバーガールはホームのゲーセンで稼働台があるのを知りながらもずっとスルーしていました。
メスガキがかわいいだけのボンバーマンするゲームやろ?と第一印象抱きながら、そんななか試しにプレイしてみたら、ものの1、2クレで異常に面白さを感じ取ることができ、完全に堕とされて理解らされました
今までゲーセンでのメインはDDRでしたが、すっかりメイン機種がボンバーガールになりそうな勢いです。
もっと早くにスタートしていれば良かったな…と後悔することになりましたが、まだ稼働してから、2年と経ってない新鮮なゲームなのでギリギリ遅くはないでしょう。
そんな面白いゲームの一片を紹介できたら、と思った次第で、この記事が誰かのボンバーガール始めるきっかけになってくれれば幸いです。

始めようと思ったきっかけ

前々から、メスガキだとか、撃破絵がエロいだとか、ボンバーガールの話題はちょくちょくと耳に挟むこともありました。
それこそ稼働初期のバグのせいでときメモ藤崎詩織が伝説の樹を植林して爆撃しながら突っ込んでくるゲーム」みたいな評を聞いたときは結構笑いました。
新キャラとしてパインが追加されたときも傍から見てだいぶ盛り上がっているように見えました。
まあ目立ってるキャラ的には、メスガキばっかのエロゲー紛いなゲーム…?という印象が僕の中でどんどん強くなっていきましたが…。

さて、年も開けて2020年の正月連休の一番最後の日、なぜーかおみくじ感覚でカードコネクトでガチャをやってみることにしました
カードコネクトはコナミアーケードゲームにちなんだ色んなイラストのカードが印刷できる機械ゲームです。
ちょうど月末にマジック・ザ・ギャザリングの大会(グランプリ名古屋)が控えていたため、そこで士気を高められるいいイラストのトークンカードがないか、飢えていたってのもありました。

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ここで、ボンバーガール未経験なのにも関わらず、とりあえず自分の知ってるキャラを印刷してみることにしまして、意外に紙質が良くて綺麗だったので画像の通り色々と揃えてしまうのでした。
(余談ですが、この後マジックのグランプリ名古屋で、本当にパイにゃんのイラストカードなどをトークンカードとして用いて、初日抜けの戦績を残すことができました。)

微妙にボンバーガールと接点もできていた最中、ちょうど1月中旬にBEMANI楽曲がボンバーガールへ移植されるイベントが開催されるという報を知りました
その楽曲のなかに、渋い選曲ながら、個人的にとてもヒット曲であった、「with you …」が!

この曲と言えば、やはり自分にとってはbeatmania ⅡDX tricoroの頃の段位認定・初段の一楽曲としてのイメージが強く、初段は弐寺初心者としての最初の壁であったので思い入れの深い曲でありました。
バトル中に弐寺の知ってる曲流せるんだったらちょっとやってみようかな、って思いも強く、こうして晴れて1クレ目を投じることに。

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その後は即堕ち2コマです、はい。
イラスト可愛いガワだけのゲームだろうとタカをくくってしまっていたのがあるんですが、実際は全然そんなことなく、ゲームシステムから良く作り込まれているのが瞬時に分かってしまえるほどのゲームだったのと、ただ単に普通にボンバーマンのバトルをするゲームだと勘違いしていたのに、後述しますが、このゲームはMOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)ということでゲームジャンルごと衝撃を受けたのがあります。

実はこのゲーム、流行っている…?

それからというもの、ホームで基本はDDR弐寺やりながら、合間にボンガの方を見て空きがあったらボンガやろうといった感じでゲーセンに行くことにしましたが、ここで一つの事実を知ることに。
「あれ、筐体が空かない…??」
2台あるボンバーガールですが、どうもいつも人がプレイしてる上に、順番待ちで2人ほど待っている時まで見受けられ、空きのタイミングがなかなかやってこないのでした。
しかし、この光景を見て、やはりこのゲーム面白いのか…、と自分の中で妙な納得感を高めることに。
ちょっとボンバーガールをニコニコ大百科の記事で見てみたのですが、すっかり今ではコナミアーケードゲームの中では一番の売上を出している存在のようなのです。
(この記事、普通にゲームの攻略記事としても参考になったので良かったです。)2019年の全アーケードゲームの売上ランキング的にも、5位だったみたいですね。
ロケテ期間や稼働初期は苦難続きだったように見えますが、面白さで勝ち上がってきたのはとても好感が持てます。
そうして、本当に運が良いタイミングだったのですが、2月上旬にホームのボンバーガールの筐体が2台から4台へと増台が行われました。
これで集中して連続プレイすることも可能な環境になり、僕もぐいぐいと本格的にプレイをすることにしました。

MOBAというジャンルについて

やりたいと思ってるもののどうも手が出せてないタイトルのひとつにLoLがあります。
パソコンではあまりゲームをしない、プレイすると沼なのは分かりきっているから覚悟がいる、見る感じ100キャラくらいいるので必要知識が死ぬほど要りそう、みたいな理由でやれてないのですが、他タイトルも含めて、MOBAというジャンルは完全に初心者です。
ゲーセンだと、まだMOBAになる前のLoV2をそこそこやったことあるのと、ワンダーランドウォーズをチュートリアルだけはやった覚えがあるくらいでしょうか。
なので、まさかこんな形で触れていくことになるとは思っていませんでしたが、期せずしてボンバーガールでMOBAデビューをすることになりました。
1対1のタイマンゲーや多人数戦のゲームを好んでいる僕としては、MOBAどころかチームに仲間がいるゲームすら経験が乏しい状態でしたが、蓋を開ければボンバーガールはだいぶ楽しめてます。

プレイ開始前の僕と同様に、ボンバーガールって女の子キャラで従来のボンバーマンをするだけのゲームのイメージに思ってる人って多いんじゃないでしょうか

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爆弾を置いてその爆風でブロックを壊したり、敵を攻撃したりするゲーム性はもちろん共通するのですが、それ以外はボンバーガールは実際プレイしてみると全くの別物のゲームでした。
このゲームのマップには味方敵ともにベースという施設が設置されており、そのベースの耐久ゲージを多く削ったほうが勝ちになるゲームであり、爆弾を置く共通行動以外にも各キャラは様々なスキルで特殊行動を取ることできます。
MOBAらしく、キャラもロール(役割)がはっきりと分かれており、ボマー・アタッカー(前衛ロール2つ)、シューター・ブロッカー(後衛ロール2つ)の4ロールが存在しています。
4人vs4人のチーム戦なので、基本的には1人1ロールずつ担当して得意分野を分担しながら自チームの勝利へつなげるゲーム性となっていますね。

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2020年2月時点では各ロールに4キャラずつの16キャラいますが、ロールごと、キャラごとにやることが本当に違うなと毎度思うので、多様性のあるゲームが楽しめます。
稼働直後の藤崎詩織みたいなぶっ壊れも一日で修正されたようですし、キャラバランス調整も頻繁に行われているためか、キャラの強弱もはっきりと分からないよう上手く調和が取れていそうです。
性能的にか、あるいはビジュアル的にか、とにかく自分が好きなキャラを使い込んでいけばいいっぽいです。
僕はグレイ・ツガル・モモコあたりを回しています。
キャラ選択画面によると24キャラまで実装されそうな雰囲気があり、約3ヶ月ごとのペースで新キャラが追加されていくようなので今後の更新も楽しみです。
キャラデザインおよび戦術の差別化の面でどれだけ余地が残されているかちょっと心配ではありますが。

公式漫画が面白い

最初このゲームのことをキャラがかわいいだけのゲームと思っていた、と上の方に書きましたが、「キャラがかわいい」というのもゲームにとって極めて重要なファクターになると思ってます。
どんだけゲームの中身面白くても、キャラに魅力がなかったら、親近感湧くことなくモチベが維持できないかもしれません。
SNS時代の昨今では、かっこいい・かわいいキャラは色んな方面へとバズっていき、そのゲームの宣伝大使かのような役割を果たしえます。
最近の例だと、ライザのアトリエのライザしかり、ポケモン剣盾のマリィ・キバナしかり

薄い本方面でパインやアクア様が頑張っていたら、このゲームに興味持ってやってみようかなって思う人増えるかもだしね。
ボンバーガールでは、いくらかコナミの他ゲームからのコラボでお馴染みキャラがいるものの、大部分は初出のオリジナルキャラです。
そんなキャラに親しみを持つ機会はどこかというと、それの多くは間違いなくTwitter公式アカウントから毎週金曜に更新される公式漫画が担っていると思います。

見ての通り、公式漫画はどうやら毎回パロディ盛り盛り、ネタ増し増しのカオスな漫画でして、かなり強烈なものとなっています
この漫画のおかげでメスガキ筆頭だと思っていたモモコやグリムアロエも、今では苦労人なイメージの方が先行してしまい、完全にモモコはオカンのポジションです…。
ブロッカーというロールのゲーム内の役割からしても、悪ガキの面倒を見なければいけないオカンとしてすげーしっくり来てしまう。
突き抜けてるんだけど、どこか全員キャラ崩壊していない気がする感じで漫画が書かれてるので、なんか受け入れちゃうんですよね。
ボンバーガール始めてから、それほど経たないうちに公式アカウントのメディア欄一覧から今までの過去回も全て追って読みました。
今後の毎週の楽しみになることでしょう。

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漫画読んで好きになったキャラとしてはアクア様が筆頭。
このなんとも言えない顔と、吸血鬼なお嬢様の設定で、自分の行動や言動がブーメランになって後で痛い目によくあってる姿がいいよね…。

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エイプリルフール時にはタイトル画面が漫画調の絵にジャックされたり、その後もキャラクターにセットするとプレイ中のイラストがずっと漫画調に変化するアタッチメントなども登場してるので、ゲーム本編にもこの漫画は切り離せない(?)存在です。
このテイストのイラストでも、全然すこれるんだよなあ。

エロいです…

さて、ここから世の中万人にはオススメしにくい原因である要素について触れていきますが、まあ、まず流石にこのゲームはエロいです…

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あんまり公共の場では、ボンバーガールが趣味です!って言えないかもしれませんね…。
僕はもちろんエロであることは歓迎側ですし、撃破されたり敗北したりしてしまったストレス解消としてこの撃破イラストが拝めるので素晴らしい手法だな、と考えていますが。
シューターで相手キャラ撃破して脱がすのは快感なのじゃ。
ただ、やっぱりゲーセンでえっちぃイラスト見るのが恥ずかしいって人は向いてないかもしれないです。

ガチャという巨悪

僕もボンバーガールを全てが神のゲームだと認めることができていない要素の一つなのですが、ガチャが存在します…。
ボンバーガールには16キャラ存在しますが、なんとそのうち隠しキャラは11キャラであり、出現率3%(※追加クレジットを払ってガチャを引いていくことで6%)でキャラをガチャから引けなければ、使用可能になりません。
キャラバランスがいいことが幸いして、初期の4(+1)キャラだけでも、おそらくマスターランクになるまで戦っていける設計になっているとはよく思っているのですが、しかし好きになってしまったあのキャラが隠しキャラだから使用できない〜って悲劇は簡単に起きることでしょう。
僕もまだ、藤崎詩織・ウルシ・セピア・アサギが引けていないため、ウルシあたり使ってみたいなと思っているのに、ずっと実現していません。
そして、キャラだけでなくスキルというのもガチャから出てきます。
デフォルトスキルだけでなく、ガチャで出てくる追加スキルを取得して戦術が広がるキャラが多数存在するので、そんなキャラはスキルを引けるまでは実戦投入がためらわれます。
僕の例だと、極上ウォールパインを引けてないからパイン使えてないし、ヴァンパイアキッスを習得できてないアクア様は頼りなさそうです。
これらを解決するのに手っ取り早い方法は、お財布でぶん殴って追加クレジットガチャを引きまくることなのでしょうが、なかなかはできないでしょう…
ガチャの魔力にぐっとこらえて、1クレ投じた毎試合ごとの無料ガチャのみで僕はのんびり生きていくことにしています。
ただでさえアーケードゲームである以上、プレイにまあまあお金はかかるので、ご利用は計画的に。
一応、ガチャがプレイのひとつの楽しみになっている面もあるといえばありはします。
ボンバーバトルの試合にタコカスに負けたとしても、ガチャでいいものを手に入れたら気分は帳消しになりますしね。
それでも、やはりガチャは悪い文明であることは忘れないでおきたい。
特に、すでに持っているキャラクターが被りで排出された時とか、得られるものが虚無すぎて、何か他に救済はないのか、と感じてしまいます。
この辺は改善されるといいなあ…。

結論!

お財布打撃が強いのと人を選んでしまう作風はしてるけど、確かなゲームシステムの面白さで保証された神ゲーであると言えるでしょう。
最初は対人の海に出されることもなくCOM戦から始まるので、お近くのゲーセンに筐体がありさえすれば、ぜひ1クレでも遊んでみて欲しいです。

何よりボンバーマンという、20年を超えて安定した遊びとして定着しているシステムに根本が支えられているのはとても強い。
ルール自体は決して難解でなく、なんで相手に倒されたかとか、どうやって相手を倒すかが直感で理解しやすいんですよね。
また、結構動画映えするゲームなので、動画で他人のプレイを見ていても経験値が得られやすいと思います。
僕もYoutubeで積極的に動画見て、「っぽいこと」を自分のプレイに取り入れることができないかチェックしてます

現在はスーパースターA、という上から4つめのランクにいるので、修練積んで一つの大きな区切りであるマスターCに早くなりたいところです。
一緒にやり込んでマスターランク(及びその後)を目指そうという方、募集してますので、よかったら声かけてください。