harbor's diary

プレイしたゲームのこととか、その他いろいろ

東方茨歌仙5巻の感想

あずまあや先生サイン会@メロンブックス秋葉原

東方茨歌仙5巻、本日27日に発売されました。
メロンブックス秋葉原店にて単行本を予約すると、抽選で作者あずまあや先生のサイン会への参加権が当たるキャンペーンがやっていたので今回はそれにホイホイ乗りました。
当確率はおそらく50%くらいのものだったっぽいですけど、無事当選することが出来ました、やったぜ。
いやあ、せっかくの機会なんで当選して本当に良かったです。

サイン会自体は以前にも開催されたことがあり噂に聞いていたんですが、あずまあや先生のサイン、サインだけではなく加えて好きな東方キャラを一人描いて頂けるんですよ。
サービス精神極振りですわぁ。
しかし、東方キャラって80キャラ、90キャラくらいいますよね?
それなのに「○○描いて下さい!」という要求にパッと答えることができるのって相応の技術が必要なはず。
そんなサイン会をこなしてしまう先生は誠に凄いな、とこの目で姿を見て改めて感じました。

待機列はおかげでどのキャラを描いてもらうか悩みに悩む羽目に。
好きなキャラから並べるととりあえず候補は博麗霊夢宇佐見蓮子古明地さとり
いやー描いて欲しかったんですけど、蓮子ちゃんもさとり様もこの漫画出てないんですよねえ…、モブ出演ですら。
今回のサインは色紙ではなく漫画の表紙裏なんで違和感が生じちゃうのを防ぎたい。
んー、それなら霊夢か。
東方Projectの主人公絵付きのサイン、うーむしっくり来る、これだこれでいい。
………いいや待てよ……この漫画は茨歌仙、茨歌仙の霊夢……?
あっ(察し)

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茨歌仙霊夢は残念キャラなので、というわけで全キャラ中5番目くらいには好きキャラでもあるので、無難に華扇ちゃんを選択して描いて頂きました。
漫画とサインのマッチ感が素晴らしいのでとても満足ですね。
やっぱり「主人公」は最高やな。
あずまあや先生isGODでした、ありがとうございました。

東方茨歌仙5巻お気に入りのコマ3選

※微ネタバレ含むのでご注意。

  • P006 「あらどうしたのそんなに慌てて」(霊夢

エプロンしてる霊夢だと…!
サインを描いて下さった時にも「漫画の東方だとせんべい食べてるとか日常描写ができるのがいいよね、ゲーム本編ではまず見られない」とあずまあや先生が話してくれたんですけど、まさにその通りでゲームだけの世界じゃエプロンを着る霊夢とかどこにも存在しなかったでしょうね。
しかし、巫女服の上にエプロンって"新ジャンル"ですか?
界隈は深いからどこかしらに引っかかるかもしれんですが。
 

  • P080 これがまたよく当たると妖怪達に評判で若干ながら繁盛したそうである

ナレーションコマから引っ張ってきてますが、この話でも相変わらずのダメっぷりを発揮した霊夢へのフォロー。
占いなんか適当にやればいいんでしょと言う霊夢ですが、霊夢の場合その適当が適当じゃなくなるのが凄い。
茨歌仙霊夢もやっぱり勘の冴えた天才巫女なんだなあ、と思い出させてくれます。
(この漫画だけ読んでると霊夢が弱キャラにしか見えなくなる。)
こんな設定もらったことだし、二次創作ストーリーか何かで霊夢の占いに関する小話が出てきたら面白そうです。
 

  • P125 「自分の様な勉強家には火球の一つや二つ不安でもなんでもないが…」(魔理沙

霊夢を天才型主人公とするなら魔理沙は努力型主人公。
この巻全体を通して見ても、魔理沙はある程度の知識を備えた常識人に見えるコマがいくつかありますね。
このコマでは魔理沙自身が自分を「勉強家」と評しているのが、気になったポイントです。
魔理沙が勉強家であるのは読者視点では容易に伝わってきますが、自分でも勉強家だと言うんなら勉強してる量とかはこりゃ相当なモンですよ。
魔理沙には自分のことを勉強家だと自己評価できる強さがある。
だって自分のことを勉強家だと軽々しく言えますか?
僕が今までで一番勉強していたのは高校生の頃だと思いますけど、その頃でも自分で勉強家であることを認めることは出来ないでしょうね。
こういう何気ないセリフでもキャラのイメージがどんどん広がっていくのが良いです。

ひとこと

巫女服ドヤ顔華扇ちゃんエロい
 

東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermit. (5)