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harbor's diary

プレイしたゲームのこととか、その他いろいろ

ドミニオンの村について 後編

「村」の性質

2015年1月に前編を書いたものの、放置してしまっていたので年を越す前に後編投稿です。
ドミニオン「村」について、もっと切り込んだことを書いていこうと思います。
(前編に載せたリストも、「冒険」セットの法貨や港町などの登場で一昔前のものになってしまってますが。)

まず最初にこの画像をご覧ください。

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えーと、この画像はどこをどう見てもメガガルーラです、ハイ。
こいつは現ポケモンの環境頂点にいて大暴れしているポケモンなのですが、ドミニオンの「村」の性質と強いつながりがあるんです。
それは奴の持つ特性「おやこあい」にあります。
知らない方のために説明すると、「おやこあい」とはターン制のゲームであるポケモンにおいて、1ターンに同じ技を2回続けて出すことができるようになる特性です。
まあ、違う技を2回出すとかそんなことは流石にできませんし、追加攻撃の威力は少し下がるなど制約はもちろんあるんですが、それでもこの特性ゆえポケモン界を圧巻する強さを見せつけています。
二刀流魔法剣乱れ打ちはやぶさの剣剣聖シド・オルランドゥ飛影、他にも数々の名だたるターン制ゲームにおけるバランスブレイカーの称号は「1ターンに複数行動を取る」ものに与えられていると思います。

さて、ドミニオンに話を戻しましょう。
なぜ、これらの話が「村」と関係があるのかというと、勘の良い方はもうお気づきかとは思いますが、「村」はターン制ゲーム、ドミニオンにおいて1ターン中に複数行動を取る時のキーパーツになっているのです。
ドミニオンの用語でステロやコンボといった概念がありますが、簡単に分けるならばステロは1ターンに1回高火力な行動を繰り返せば良いとする戦略でコンボは1ターン中に複数回行動していって手数差で勝とうとする戦略と認識していれば良いと思います。
とにかく「村」を使うのなら、いかに複数回行動を取るか、いかに手数を増やすかという焦点でデッキ構築を考えるのがベターなんですね。
最適に「村」を使いこなしたデッキ構築をした場合、そのデッキはメガガルーラ並の強さで相手を蹂躙していけるデッキになることでしょう。

ドミニオンの行動って何?

そもそもドミニオンにおいて行動ってなんでしょう。
僕はそれについて、ざっと「獲得」「廃棄」「アタック」に分かれると思っています。
「獲得」というのは購入で得られる獲得も含めますし、カードの効果による獲得も含めます。
例えば、村、礼拝堂、工房とつなげたとしましょうか。
普通、礼拝堂で手札の要らないカードを廃棄するターンというのは出力が弱すぎて満足な買い物ができないはずです。
一方、例に挙げたコンボでは、「廃棄」しながら4コストまでのコンボパーツの「獲得」が行えるという、2アクションを取れるのです。
また、ステロが2ターンかけて属州、公領と買っていくのに対し、コンボでは1ターン中に属州を「獲得」、公領を「獲得」と2アクション取れる可能性があります。
こうした複数アクションの積み重ねで、ゲーム終了時に他デッキに差を付けに行くのが「村」を入れるようなコンボデッキの目的です。
まあドローとかデッキ操作とか色んな要素がドミニオンにはありますが、個人的には「獲得」「廃棄」「アタック」、この3つの基準で行いたい手数がいくつあるかの評価をするのが良いかと思います。

手数はまくるもの

そう聞くとコンボデッキを使って複数アクション行ってアド差を取り続けるのがいつでも最強の手段に聞こえることでしょう。
しかし、気をつけたいのはコンボデッキは複数アクションを取るターンを作るために、その以前の準備ターンにて手数を犠牲にしなければならないということです。
具体的には「村」を購入するターンのことです。
「村」は単体ではデッキを強くしていません。
いわば、ゲームに勝つためのデッキへ向かう手数をパスしていることに他ならないのです。
それでも、コンボデッキ構築においては、必要不可欠な行動ですね。
強くもしてないけど弱い行動でもない、「村」をデッキに入れる行動、これを僕は「横に伸ばす」と呼んでいます。
(ちなみに、反面ステロデッキにおいて直線的に財宝や勝利点を買うことを「上に伸ばす」と呼んでいます。)
横に伸ばすことで、これから買うアクションカードの受け入れ先を増やし、後々に複数行動を取りやすくするのです。
このターンの手数をパスして手数0としていても、その後の2ターンで2回ずつ手数が取れれば合計3ターンで手数4。
普通に1ターンに1ずつ手数を行ったプレーヤーよりもアドを取れています。
なので、コンボを作るなら失った手数をどうやってまくるかも考えなければなりませんね。

目指せ、アドバンテージマスター

世の中の強カードの常として、1枚だけでアドを取れてしまうカードのようなものも存在しています。
最たる例は仮面舞踏会であり、こいつは「廃棄」をしながらドローすることで満足な出力を産み、購入による「獲得」をもたらします。
なので仮面舞踏会ステロはステロ行動を取っているだけでも、コンボが追いつかないほどに速いことが多々あるのですね。
魔女は相手へ呪いを送りつける「アタック」をすることで、相手に対して呪いへの対処を迫る手数を要求します。
そんな中自分はドローしているのでやはり出力に困ることはなく、購入で「獲得」の手数も落ちません。
このような1対2交換の取れるカードがあれば、「村」がなくともアドは取れてしまうのです。
なら、このようなカードに甘んじてステロするのが正着なのでしょうか?
確かにそれは正しいかもしれません。
でも、一度は村、魔女、仮面舞踏会と打つコンボを考えてみてください。
単体で打って強いカードを1ターンに複数回打つ。
そんなビッグターンを続けることができれば、アドバンテージ差は歴然で間違いなく勝利はあなたのもとへ近づくでしょう。
今度ドミニオンをするときは、皆さんも「村」を起点として得られるアドバンテージをぜひ試してみてください。