harbor's diary

プレイしたゲームのこととか、その他いろいろ

TCG初心者だけどMTGに興味を持った話

Magic: The Gathering

最近MTGことMagic: The Gatheringの遊び方を覚えまして、プレイ機会があればちょくちょく遊んでいます。
20年近く続いてるTCGなので歴史の重みが凄まじく、若干始めるのに気が引ける感覚があった(今でも気が引けてる)のですが、まあ馴染めていけそうなのかな。

公式サイトの情報の充実っぷりはかなり好印象です。
デッキレシピなどの攻略記事までもが公式サイトの記事として掲載されているのは、僕の目には新鮮に映りました。

今までのカードゲーム経験

僕はTCGにはほとんど触れたことがなく、せめて経験があるとするなら小学生の頃に友達と遊んで高学年になる頃にはやめてしまった遊戯王でした。
ただ、ルールなどの面はかなりガバガバにしてやっていた記憶があるので、まともに遊んだとも言えません。
まあ、パックを剥いてレアカードにわーきゃーする楽しさやカードを並べる楽しさといったものは当時に十分味わえていました。
しかしカードゲームが面白いのはそうしてよく分かっていたものの、これまでやってこれなかったのは「強いレアカードを持っているのが強い」という認識があったからでしょうか。
強いカードを集めるには高額な予算が必要だと予想されるので、それがゲームを始めるのに最低条件なTCGの敷居は高く感じられました。

ですが、色んなゲームと出会っていくうち、そんなTCGの難点を解決したカードゲームがあることを知っていきます。
まずはドミニオンでした。
デッキ構築に重きを置いたゲームで、デッキに使うカードはプレイヤー共通のサプライとしてゲーム開始時に用意されます。
強いカードを使う権利は誰にでも平等に同じく存在しているのです。
手番の話などは今は抜きだ!
「これなら遊べる!」とドミニオンにハマっていくのですが、これによりカードゲームの難しさを垣間見ることになります。
礼拝堂など最初は意味が分からなくて、「手札から4枚カードを廃棄する」という文面のメリットが呪いカードの対処以外に全く見えていませんでした。
ドロー」という概念が強いのはTCGをやるまでもなく感覚で分かっていましたが、「圧縮」という概念も強いというのはドミニオンで初めて学ぶことに…。

その後、十二季節の魔法使い(Seasons)ヴォーパルスといった、ドラフト式のカードゲームに触れました。
ゲームに使うカード群が配られて、その中から自分が使いたいカードをピックしていく方式のゲーム。
これらのカードゲームを通して、カードのプレイングが重要だと実感させられ、TCG自体にもかなりの興味を持っていきます。

MTGのフォーマット

じゃあTCGでも一番メジャーなMTGのことが知りたいと思って色々調べてみることにしたのですが、フォーマットが複数あると知り驚きました。
もちろん今までに発売されてきたほぼ全てのMTGのカードからデッキを組んで遊ぶフォーマットもありますが、とても新参で入っていくのは荷が重すぎます。
そんな中、その場で封を開けたパックのカードを使ってプレイするシールドやドラフトといったリミテッドのフォーマットはまさに僕が遊ぶモチベを感じてきたゲームのスタイルでした。
これなら新参者でも、カードプールとルールだけ把握してしまえばなんとか喰らいつけそうだと確信しました。
そんなこんなで大学のサークル(僕が所属するサークルとは言っていない)の方々にインストを施してもらいながら、マジック2015、タルキール、テーロスのシールドをやったりしてMTGの世界へ足を踏み入れることになりました。

11/16のシールドにて

MTGが遊べるイベントをちょっと探していると、幸運にも自転車圏内でタルキールのシールドをやっているところがあるのを見つけたので、早速経験値を積むためにも凸って来ました。
「カード運がめっちゃ良ければワンチャン行けるだろう」こんな気持ちを胸に、まずはパック開封。
…チラ……龍語りのサルカンって書いてあるんですけど…え。
シールドも4回目でプレインズウォーカーに触ったことないレベルなのにプレインズウォーカー引いてしまったよ、あばばば。

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この辺りのカードが強いと思い、基本はマルドゥで青込みの二色土地も多いので青タッチでデッキを組みました。
サルカン、使い方が分からないなりにも、とりあえずドラゴン化して殴らせてみてたんですがこりゃ強いですね…。
クリーチャー化の忠誠度を失わない飛行、破壊不能4/4はヤバかったです。

しかし…、スイスドロー4回戦の結果は1勝3敗で惨敗でした。

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火口の爪で突然の8点プレイヤーダメージを言い渡されたり、マルドゥの隆盛で出てくるこちらのゴブリンが死ぬ度に相手の血蝿の大群が大きくなったり、挙句の果てには賢いなりすましにサルカンをコピーされたり。
うーむ、個々のカードパワーが高いのは間違いないですが上手く活かせるようなデッキを組めてはいなかった感が否めない…。
特にタルキールのような多色が求められるデッキでは土地配分がいまいち掴めず、マナで窮屈な思いをしている時が多かったです。
また、所詮青タッチじゃ適切なタイミングで青が来ず、結局凍氷破は手札の邪魔成分となって一度も打つことができませんでした()
四色は組みたくなるし事故るのは仕方がないと周りの色んな人が言っていましたが、せっかくの切り札の一つなのに残念でした。
しかし、良い教訓をこのシールドイベントで得ました。
強いレアカードを持っていても勝てない」(笑)

今後

MTG、世界観は好きだし、プレイする度に気付かされるプレイングなどが多いので今後も遊んで行きたいです。
今回みたいにシールドを遊びながらにして、サルカンとかいうカードショップで3000円近くするカードをゲットできちゃったりしたのも嬉しい。
そうしてスタンダードくらいなら、カードが溜まってきたらやってみたいです。
流石にモダン、レガシーには手を出そうとはしないかな……、たぶん。